【11月11日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは10日、第12節の試合が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はアウェーでクリスタル・パレス(Crystal Palace)に1-0で勝利した。試合後にマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は、守護神ウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)への信頼が揺らいだことはないと強調した。

 66分にアルゼンチン人DFフアン・フォイス(Juan Foyth)がトップチームで決めた初めてのゴールが決勝点となり、トッテナムは豪雨に見舞われた敵地シェルハースト・パーク(Selhurst Park)で勝利を収めた。

 後半アディショナルタイムのアレクサンダー・ソーロート(Alexander Sorloth)のシュートをロリスが防いだトッテナムは、アウェーでの連勝を5に伸ばして首位マンチェスター・シティ(Manchester City)との勝ち点差を2とした。

 9月に飲酒運転で逮捕され、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)ではミスを連発するなど、ロリスは今季批判の対象となってきた。しかしポチェッティーノ監督は、フランス代表として今夏W杯ロシア大会(2018 World Cup)で優勝トロフィーを掲げた守護神を一貫して守る姿勢を示している。

「彼には満足している。選手は機械ではないので当然浮き沈みはある。ウーゴは世界最高の一人だ。そこに疑いはない」

 20歳のフォイスは、プレミアリーグデビューとなったウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)との前節で2本のPKを与えたが、その影響をみじんも感じさせないパフォーマンスを披露した。

 ポチェッティーノ監督は、「私は現役時代CBだったし、こういった状況に置かれることもある。だがクラブ、コーチ陣、そしてチームメートが彼に寄せる信頼はとても大きい」とコメントしている。

 指揮官は「きょう彼は素晴らしいキャラクターを示した。あそこまで良いプレーができるということは強烈な個性の持ち主だ」とたたえた。(c)AFP