【11月11日 AFP】18-19フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯(NHK Trophy 2018)は10日、広島で男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、平昌冬季五輪銀メダリストの宇野昌磨(Shoma Uno)が優勝を飾った。

 ショートプログラム(SP)首位の宇野は、4回転トーループの着氷でミスがあったが183.96点を記録し、合計276.45点で前回王者のセルゲイ・ボロノフ(Sergei Voronov)を破った。

 日本勢のNHK杯男子シングル制覇は、ここ10年間でこれが8回目。またこの結果、宇野は12月にカナダ・バンクーバー(Vancouver)で行われるGPファイナルの出場も決めた。

 宇野は「温かい声援が力になった」「きょうは完璧ではなかったが、気持ちでは負けていなかった」「自分ではもっと良い演技ができると思っている」とコメントした。

 ボロノフがFSで162.91点の合計254.28点で2位に、イタリアのマッテオ・リッツォ(Matteo Rizzo)が3位に入った。

 山本草太(Sota Yamamoto)は、合計213.40点で6位だった。(c)AFP