【11月10日 AFP】ラグビーイングランド代表のエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)が、10日に行われるニュージーランド代表とのテストマッチで英ポップグループ「スパイス・ガールズ(Spice Girls)」が母国代表のために歌えばいいと発言したことを受け、オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)の主将キーラン・リード(Kieran Read)は、同代表が試合前に披露する先住民マオリ(Maori)伝統の舞「ハカ(Haka)」に対抗したいなら、「好きにやればいい」と進言した。

 4年前に行われた前回の両チームのテストマッチでは、ニュージーランド代表のハカをかき消すために、英ロンドンのトゥイッケナム(Twickenham)に詰め掛けた地元ファンが、イングランド代表の応援歌「スウィング・ロウ・スウィート・チャリオット(Swing Low, Sweet Chariot)」を大合唱した。

 しかし、母国オーストラリアや日本の代表指揮官を務めてきたジョーンズHCは、その長いキャリアにおいてハカの舞いと大声にはすっかり慣れており、キックオフ直前に際して、そのことについてはほとんど気にしていないと強調すると、「試合前にスパイス・ガールズの曲を流してもいいだろうし、何が演奏されていようと私の知ったことではない」と述べた。

「スパイス・ガールズが再結成するんだって?」「彼女たちが歌ってもいいだろう。私にはまったく関係ないことだが」

 オールブラックスのナンバーエイトを担うリードは、9日にチームが宿泊しているロンドンのホテルでジョーンズHCの発言について聞かされると、「ハカは相手を挑発すること以上に、チームが一丸となれる」「相手も好きにやればいい。自分たちにとって、これはニュージーランド代表の歴史の一部なんだ」と答えた。

「チームに勢いがつくし、観客も盛り上がることは確実だ。歌であろうと何であろうと試合の雰囲気が出てくる」「自分にとっては、試合の大切な一部だ」 (c)AFP/Julian GUYER