【11月9日 AFP】イラク北部にある同国第2の都市モスル(Mosul)で8日、昨年のイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」からの奪還後初となる自動車爆弾攻撃が発生し、3人が死亡、12人が負傷した。医療筋と治安筋が明らかにした。

 自動車爆弾はモスル西部の飲食店で夕食時に爆発。死傷者が民間人か戦闘員かは分かっていないが、目撃者によると標的となった飲食店は治安当局者がよく利用することで知られていた。現時点で犯行声明は出ていない。

 モスルは2014年にISによって制圧され、「カリフ制国家」の首都となっていたが、2017年7月に政府軍によって奪還された。ISは今も、イラク全土でゲリラ戦を展開している。(c)AFP