【11月9日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2018-19)は8日、第4節が各地で行われ、グループEのアーセナル(Arsenal)はホームでスポルティング・リスボン(Sporting CP)と0-0で引き分け、決勝トーナメント進出を決めた。

 アーセナルはこれで公式戦での連続無敗数を15にまで伸ばしたが、イングランド代表に招集されてからわずか1時間後に先発の機会をつかんだダニー・ウェルベック(Danny Welbeck)が足首にひどいけがをし、担架で運ばれ前半のうちにピッチを後にした。

 ヘディングを試みジャンプしたウェルベックがピッチに倒れると、チームメートのMFマッテオ・グエンドウジ(Matteo Guendouzi)とアーロン・ラムジー(Aaron Ramsey)は明らかに動揺していた。

 ウインガーのアレックス・イウォビ(Alex Iwobi)は英BTスポーツ(BT Sport)に対し、「(仲間が負傷した後にプレーするのは)精神的に難しい。しかし、こうしたことは時折起きるし、ダニーはいくつものけがを経験してきた」と話した。「われわれは彼の幸運を祈っているし、彼が復帰できるよう励まし、モチベーションを与えていきたい」

 ウナイ・エメリ(Unai Emery)監督が率いるアーセナルは、今季に入ってすでに3人の監督の下でプレーしているスポルティングを相手に長い時間主導権をつかんでいたほか、元FCバルセロナ(FC Barcelona)のジェレミ・マシュー(Jeremy Mathieu)が終盤に退場して数的優位になったにもかかわらず、勝ち点1しか獲得できなかった。

 それでも、同組の試合でホームのボルスクラ・ポルタバ(Vorskla Poltava)がカラバフFK(Qarabag FK)に0-1で敗れたことにより、アーセナルの32強入りが決定した。

 一方、グループLのチェルシー(Chelsea)はオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)に今季初ゴールが生まれ、アウェーでBATEボリソフ(BATE Borisov)に1-0で勝利。4連勝を飾り、グループステージ突破を決めた。

 今季11試合でゴールから見放されていたジルーは53分に先制点をマークすると、チェルシーは相手のシュートが3度ゴールの枠を弾くという幸運にも救われ、このまま試合を終わらせた。

 ジルーはBTスポーツ対し「早く得点したいと思っていた。W杯ロシア大会(2018 World Cup)を終えてチームに合流したのが遅く、決定力や運をやや欠いていたから。常に必死にプレーし、信頼を維持しなければならいないが、きょうはそれができた」と話した。

 グループLで首位に立つチェルシーは2位MOLビディ(MOL Vidi FC)に6ポイントをつけており、8月に行われたFAコミュニティーシールド(FA Community Shield 2018)でマンチェスター・シティ(Manchester City)に敗れてから17試合無敗となっている。

 グループGではスティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)監督が率いるグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)が3度のリードを生かすことができず、敵地でスパルタク・モスクワ(Spartak Moscow)に3-4で敗れた。

 また、同組の試合ではラピッド・ウィーン(Rapid Vienna)がビジャレアル(Villarreal CF)と0-0で引き分けた。この結果、ビジャレアルが首位に立ち、今季のヨーロッパリーグにおける無敗試合数が11でストップしたレンジャーズとスパルタクが1ポイント差で並ぶ混戦になっている。

 グループHではフランクフルト(Eintracht Frankfurt)が敵地でアポロン・リマソル(Apollon Limassol)を3-2で下し、4連勝で決勝トーナメント進出を決めた。また、マルコ・パローロ(Marco Parolo)とホアキン・コレア(Joaquin Correa)のゴールでオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)を2-1で破ったラツィオ(SS Lazio)も勝ち上がりを決め、前回大会ファイナリストのマルセイユは敗退となった。

 グループFのACミラン(AC Milan)は、後半のスソ(Suso)の同点ゴールでレアル・ベティス(Real Betis)と1-1でドロー。この結果、首位ベティスとミランの勝ち点差は1のままとなった。(c)AFP/Jed Court