【11月7日 AFP】ロシア大統領府は7日、米ロ関係の改善についての明るい展望はすぐには見いだせないとの見解を示した。

 米中間選挙で民主党が下院の多数派を奪還した後、ドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)大統領報道官は両国関係について悲観的な見方を披露。

 同報道官は記者団に対し、「ロシアと米国の関係正常化に向けたばら色の展望は、地平線上には見えていない」と述べた。

 ただ、主要な争点の一つである軍縮について言及しつつ、「だがそれは、対話を目指していない、対話を欲していないということを意味しているのではない。われわれは多くの問題に直面しているのだから」「協議なしに問題は解消しない」とも話した。(c)AFP