習近平主席が見学したパビリオンはどれ? 上海の国際輸入博
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【11月8日 Xinhua News】世界の注目を集める第1回中国国際輸入博覧会(輸入博)が5日、上海で開幕した。
中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は開幕式後、輸入博出席のため中国を訪れた各国首脳と共に各パビリオンを見学した。習主席一行はどのパビリオンを訪れたのだろうか。一緒に見てみよう。
1、ハンガリー
ハンガリーは今回の輸入博における12の主賓国の一つ。ハンガリー館では文化や観光、投資・貿易環境、科学技術イノベーション、農業などが重点的に展示されている。
2、エジプト
エジプトも今回の輸入博における12の主賓国の一つ。至るところにレイアウトされた三角形のデザインや華麗な黄金色、特徴的な彫像… ナイルの川岸に佇むピラミッドの要素があらゆる場所に取り入れられている。
3、英国
同じく主賓国の英国は最先端の技術を出展。それを「英国風」展示品に融合させた。展示内容はハイエンド製造業、自動車、医療、グルメ、観光サービスなどに及ぶ。
4、チェコ
チェコ館は数えきれないほどの自国の有名ブランドを展示。多くの人が子どもの頃に見たアニメ「もぐらのクルテク」の主人公クルテクも展示されている。
5、ケニア
中国はここ数年、ケニアのバラの消費市場として急成長を遂げている。ケニア産のバラは花が大きく、色鮮やかで開花期間も長いため、中国の顧客から人気を集めている。
6、エルサルバドル
8月に中国と国交を樹立したばかりのエルサルバドルも輸入博に参加した。ブースにはさまざまなキャンディーや天然染料を用いたテーブルクロスが並び、入れたてのコーヒーで来場者をもてなした。
7、ドミニカ共和国
中国とドミニカ共和国は5月1日に国交を樹立した。同国は総合農業国と呼ばれ、ブースは大きくないがパイナップルやカカオ、ラム酒、特色あるタバコ商品が並んでおり芳香が漂う。
8、ラオス
ラオス館の伝統色あふれる屋根はいやでも応でも目を引く。スタッフは「ラオスの伝統文化と近代化の成果を凝縮した商品情報」を持って来ていると語り、より多くのラオスのブランドが中国市場に参入することに期待を示した。
9、ジョージア
ジョージアは多様で不規則な形の電飾看板で、ヘリコプタースキーのコースや500種類以上のブドウなど自国の特色を紹介している。
10、ベトナム
おいしいドライフルーツや濃厚な香りのベトナムコーヒー、美しく上品なアオザイ… ベトナム館のすがすがしい風格は人びとに気づきをもたらす。
11、パキスタン
パキスタン館は緑に溢れている。同国が提唱する「10億本の植樹プロジェクト」を主要展示の一つとし、パキスタン国内と中国・パキスタン経済回廊(CPEC)の森林カバー率の向上を目的としている。
12、ロシア
主賓国ロシアのブースは白を基調とし、ロシアの原子力発電所や観光、スポーツなどの産業をシンプルかつ明快に展示している。
習近平主席は最後に各国首脳と中国館を訪れた。
中国館はイノベーション、調和、エコロジー、開放、共有という発展理念を主軸とし、中国の改革開放が実現した巨大な成果を展示している。「一帯一路」の共同建設が世界各国の発展にもたらす新たな機会を体現している。(c)Xinhua News/AFPBB News