【11月7日 AFP】中米からの移民が大きな争点の一つとなっている米中間選挙の投票日である6日、中米エルサルバドル生まれの106歳の女性が米国の市民権を取得した。

 マリア・バジェスボニーヤ(Maria Valles Bonilla)さんはバージニア州で開かれた式典で、ひ孫ら家族に見守られながら小さな米国旗を振り、胸に手を当てて米国への忠誠を誓った。

 バジェスボニーヤさんはインタビューで、米国に帰化するという亡き夫の夢をかなえたかったと語った。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は不法移民を標的に選挙運動を進めており、特に米国を目指す中米からの移民集団(キャラバン)をやり玉に挙げている。キャラバンには暴力と貧困から逃れたエルサルバドル人も多く含まれている。(c)AFP