【11月6日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)を率いるエルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督は5日、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)のインテル(Inter Milan)戦でリオネル・メッシ(Lionel Messi)は出場可能だとしながらも、腕の骨折から回復途中の同選手に関して「一切のリスクを負わない」と述べた。

 バルベルデ監督は「彼は出場可能だ。しかし、われわれはトレーニングが終わるまで待ち、彼の感触を確認しなければならない。練習ではポジティブな内容を見せているが、試合に出場できるかどうか基準となるようなものが必要だ」とコメントした。

「先発も途中出場も温存も全てがありうる。確かなことは、われわれはいかなるリスクも負わないということだ」

 メッシは先月20日に行われたセビージャFC(Sevilla FC)戦で腕を骨折し、クラブは3週間の離脱が見込まれるとしていた。31歳の同選手はチームメートと共に敵地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)に向け出発したが、コンディションが万全であるとは言明されていない。

 バルセロナのDFセルジ・ロベルト(Sergi Roberto Carnicer)は「彼はチームに同行できて喜んでいる。僕らも彼がミラノ(Milan)に来てくれてうれしい。チームにレオがいるのはいつだって良いこと」と話している。

「メッシが不在の中で僕らは団結した。彼がいなくても勝利したが、チームに彼がいてうれしい」

 バルセロナは先月、本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)でインテルに2-0で勝利するなど、メッシが負傷欠場した直近の4試合で全勝。チャンピオンズリーグのグループBでもここまで3連勝をマークし、インテルに勝ち点3差をつけ首位に立っている。(c)AFP