【11月6日 AFP】男子テニスのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が5日、けがを理由に英ロンドンで今月行われるシーズン最終戦、ATPワールドツアー・ファイナルズ(ATP World Tour Finals 2018)の欠場を表明し、シーズンを終えることになった。

 ナダルは、前週のパリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2018)を棄権する原因となった腹筋の故障が回復途中である上に、右足首の手術が必要になった。これによって、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が年度末の世界ランキングで1位になることが確定し、同10位のジョン・イズナー(John Isner、米国)が繰り上がりで11日に開幕するツアー・ファイナルズに出場することが決まった。

 6月の全仏オープンテニス(French Open 2018)で史上最多記録を更新する通算11回目の優勝を飾り、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)と全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)でも4強入りを果たしたナダルは、「シーズンが終了することをお知らせする」「ここまで複雑な1年となった。テニスに関して言えばプレーできているときは最高だったが、けがに関しては最悪だった」とコメントした。

 全米オープン準決勝のファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)戦で右膝を痛めて途中棄権を余儀なくされて以降、実戦から遠ざかっているナダルは、「良いコンディションでシーズン終盤にたどり着くために全力を尽くしてきたし、パリとロンドンの両方で本当にプレーしたかった」とすると、足首の問題に関しては「ずっと把握していたのは事実だし、時折悩まされてきた」と説明した。

「ロンドンでプレーするにあたっては腹筋の問題も支障を来しているので、この時間を利用して将来の問題を回避することに決めた」「これで来季に向けて、万全の状態になれることを望んでいる」

 一方、ジョコビッチは4日のパリ・マスターズ決勝でカレン・カチャノフ(Karen Khachanov、ロシア)に敗れたものの、最新の世界ランキングでは2016年以来となるトップに返り咲いた。ナダルの不在によって、5日に組み合わせが発表されるツアー・ファイナルズでも、優勝候補の筆頭に躍り出ている。(c)AFP