数字で振り返る第1次世界大戦
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■化学兵器の使用
ドイツは1915年、ベルギーのイーペル(Ypres)の戦いで、塩素ガスを使用した。化学兵器が大規模に使われたのはこれが初めてだった。大戦中の毒ガスによる死者は、最終的に2万人に達した。
■市民の犠牲者
戦争およびその影響によって死亡した民間人は、500万~1000万人とみられているが、正確な数字を求めるのは難しい。
これらの犠牲者には一般的に、実際の戦闘、強制移住、飢饉の死者に加え、第1次世界大戦に続くロシアや東欧、トルコでの紛争の死者も含まれている。
■その他の数字
-戦争捕虜600万人。
-1915年までに、ドイツ、オーストリア・ハンガリー、ブルガリアの占領下で暮らす市民の数は約2000万人となった。その大部分は、ベルギー、フランス、ポーランド、セルビアの市民だった。
-欧州全土の難民1000万人。
-夫を亡くした女性300万人、孤児600万人。
-戦争中に使用された砲弾は約13億発。
-前線の兵士と国の家族との間で交わされた手紙と小包の数は約100億。 (c)AFP/ Laurent Maillard