【11月5日 AFP】ニューヨークシティマラソン(New York City Marathon 2018)が4日、米ニューヨークで行われ、エチオピアのレリサ・デシサ(Lelisa Desisa)が同胞のシュラ・キタタ(Shura Kitata)との争いを制して優勝を飾った。女子の部では、メアリー・ケイタニー(Mary Jepkosgei Keitany、ケニア)が自身4回目の優勝を果たしている。

 絶好のマラソン日和の中、5万人が参加して行われたレースは歴史的な大会となった。デシサはボストン・マラソン(Boston Marathon)で2回優勝する一方、この大会は2014年に準優勝、2015年と2017年に3位だったが、今回ついに優勝を果たした。

 タイムは2時間5分59秒で、キタタとはわずか2秒差だったが、これは2時間5分5秒で優勝した2011年大会のジェフリー・ムタイ(Geoffrey Mutai、ケニア)に次ぐ大会史上2番目のタイムだった。前回王者のジェフリー・ カムウォロレ(Geoffrey Kamworor、ケニア)が2時間6分26秒で3位だった。

 デシサは「今年こそはチャンピオンになると考えていた。ものすごく王座に飢えていた。2位だったこともあった。3位だったこともあった。今年はチャンピオンになると決めていた。トレーニングできていたし、自分の中のパワーもコントロールできていた」とコメントし、「きょうは僕の日だった。すごくすごくうれしい」と喜んだ。

 女子の部はケイタニーが2時間22分48秒で優勝。昨年こそ優勝したシャレーン・フラナガン(Shalane Flanagan、米国)に次ぐ2位だったが、これでケイタニーは出場5回で4回の優勝を果たしている。これは、1978年から88年にかけて9回優勝したグレテ・ワイツ(Grete Waitz、ノルウェー)氏に次ぐ記録となる。またケイタニーのタイムも、2003年のマーガレット・オカヨ(Margaret Okayo)とわずか17秒差の史上2番目の記録となった。

 ロンドン・マラソン(London Marathon)で3回優勝しているケイタニーは「きょうはすごく調子が良かった。勝ててとてもうれしい。自分は(昨年のレース後に)諦めなかった。帰国してから、ベストを尽くそうと自分に言い聞かせた。きょうはそのために戻ってきたし、それができた。厳しい練習をして、それが優勝につながった」とコメントした。

 ケニアのビビアン・チェルヨト(Vivian Cheruiyot)が2時間26分2秒で2位に、フラナガンがそこから20秒差の3位に入った。(c)AFP