【11月5日 AFP】(写真追加)スウェーデン・マルメ(Malmo)で先週、「むかむかするような気持ちの悪い食べ物博物館」を意味する「ディスガスティングフード・ミュージアム(Disgusting Food Museum)」がオープンした。館内には、世界で最も「吐き気を催させる」ような食べ物80種類──イタリア・サルデーニャ(Sardinia)島のうじ虫入りチーズ「カース・マルツゥ」や、ふ化直前のアヒルの卵をゆでた「バロット」、ネズミを漬け込んだ酒、納豆──などが展示されており、来場者はそのうちの10種類を日替わりで試食できる。

 同館の狙いは、こうした食べ物の世界を探索してもらい、自身の先入観を覆す経験をしてもらうことだという。今月4日には、ニシンを発酵させて作るスウェーデン料理「シュールストレミング」が来場者に振る舞われた。(c)AFP