【11月3日 AFP】(更新)米フロリダ州の州都タラハシー(Tallahassee)で2日、ヨガ教室で男が発砲して7人を負傷させ、うち2人が死亡する事件があった。このほか犯人の男も死亡した。自殺とみられている。

 地元警察によると2日午後5時37分(日本時間3日午前6時37分)ごろ通報があり、警察官らが現場のヨガ教室に急行したところ、複数の人が銃で撃たれて倒れているのを発見した。

 新たな警察発表によると、被害者は7人で、うち6人は銃で撃たれ、1人は拳銃のグリップで強打されていた。被害者のうち2人が搬送先の病院で死亡した。2人はまだ病院にいるが容体は安定しており、3人はすでに病院を出た。警察はヨガ教室にいた人の一部が犯人を取り押さえようとしたものとみている。

 警察は事件を起こしたのはスコット・ポール・バイエリー(Scott Paul Beierle)容疑者(40)と特定した。犯行の動機は分かっていない。

 フロリダ州知事選に立候補しているタラハシー市のアンドリュー・ギラム(Andrew Gillum)市長は事件を受けて選挙遊説を切り上げ、ヨガ教室での発砲事件について「警察の迅速な対応に深く感謝する」「銃を使った暴力行為は容認できない。私は法執行機関と密接に連絡を取り合っており、今夜タラハシーに戻る」とツイッター(Twitter)に投稿した。(c)AFP