【11月2日 AFP】男子テニス、パリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2018)は1日、シングルス3回戦が行われ、大会第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-4、6-3で第13シードのファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)を下し、準々決勝へ駒を進めた。

 前週のスイス・インドア(Swiss Indoors Basel 2018)でキャリア通算99回目の優勝を果たし、この日の勝利で100個目のタイトル獲得まであと3勝としたフェデラーは次戦、準決勝進出を懸けて第10シードの錦織圭(Kei Nishikori)と顔を合わせる。

 パリ・マスターズは2015年以来の出場で、今大会では2011年以来2度目のタイトルがかかっているフェデラーは「正直に言えばパリには優勝しに来ていない。目標はロンドンだ」と話し、11日に同地で開幕するシーズン最終戦、ATPワールドツアー・ファイナルズ(ATP World Tour Finals 2018)を見据えていると明かした。

 錦織は同日、前週のエルステ・バンク・オープン(Erste Bank Open 2018)決勝で苦杯をなめさせられた第7シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)を6-4、6-4で破り、8強入りを決めた。フェデラーとの対戦成績は、通算2勝6敗で負け越しており、現在4連敗中。四大大会(グランドスラム)通算20勝の王者に最後に勝利したのは2014年となっている。(c)AFP