【11月1日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2018-19)は31日、4回戦の第1戦が各地で行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は敵地で3部リーグに所属するメリリャ(Melilla)に4-0で勝利し、サンティアゴ・ソラーリ(Santiago Solari)暫定監督の下で好発進を切った。

 北アフリカ・モロッコ沿岸のスペイン海外領土メリリャで初めて試合を行ったレアルは、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)、マルコ・アセンシオ(Marco Asensio)、アルバロ・オドリオソラ(Alvaro Odriozola)、クリスト・ゴンサレス(Cristo Gonzalez)がそれぞれ得点を挙げた。

 ソラーリ暫定監督は先月29日、前監督のフレン・ロペテギ(Julen Lopetegui)氏が就任からわずか139日で解任されたことを受け、レアルのBチームに当たるカスティージャ(Real Madrid Castilla)の指揮官から昇格を果たした。

 レアルのフロレンティノ・ペレス(Florentino Perez)会長は、その前日に行われたFCバルセロナ(FC Barcelona)戦に1-5で大敗したことで監督交代を決意したが、この日チームが見せたパフォーマンスには勇気づけられるだろう。

 ソラーリ暫定監督は「厳しい状況の中でわれわれは同じ方向を向いている」と話し、「このチームには、目標を達成するために何をすべきか理解している偉大な王者が集まっている」と続けた。

 一方、連覇を狙うバルセロナは、後半アディショナルタイムにクレマン・ラングレ(Clement Lenglet)がヘディングでゴールを決め、敵地で3部のクルトゥラル・レオネサ(Cultural Leonesa)に1-0で勝利している。(c)AFP