【11月1日 AFP】18MLBのワールドシリーズ(7回戦制)を制したボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)が31日、地元で優勝パレードを行い、選手は沿道を埋め尽くしたファンと喜びを分かち合った。

 1918年のワールドシリーズ制覇から久々の栄冠を果たした2004年以来、過去15年で4度目のチャンピオンリングを獲得したレッドソックスは、1912年に開場されたメジャー最古のスタジアム、フェンウェイ・パーク(Fenway Park)からパレードをスタートさせた。

 観光用の水陸両用車「ダック・ボート(duck boat)」に乗り込んだ選手が優勝トロフィーを披露すると、駆け付けたファンからは歓声と歌声が鳴り響いた。シリーズ最優秀選手(MVP)に輝いたスティーブ・ピアース(Steve Pearce)は、「夢がかなった。今ここにいられることに心から感謝している」「『ワールドシリーズMVP』という声を耳にするのは不思議な気分だ」と喜びを口にした。

 通りやスタジアムにはワールドシリーズで対戦したロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)をやゆする「LA:Lost Again(また負けた)」や、「アレクサ(Alexa、米アマゾン・ドットコム<Amazon.com>のAIアシスタント)、『ニューヨーク・ニューヨーク(New York, New York)』をかけて」と書かれたプラカードが掲げられた。

 この曲は宿敵ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のテーマソングで、レッドソックスは本拠地で行われたア・リーグ地区シリーズ(5回戦制)第2戦で敗れたものの、3勝1敗でヤンキースを下してリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)に進んだ。

 チームを率いるアレックス・コーラ(Alex Cora)監督は、「われわれは第2戦でヤンキースに敗れた。そのときは全員が恐怖心を抱いた」「でも、そのあとヤンキースタジアム(Yankee Stadium)で16点を奪った。やってやったぜ」と話している。

■プライスは残留

 また、デビッド・プライス(David Price)投手は同日、7年2億1700万ドル(約245億円)の契約をオプトアウトせず、残りの4年間もチームに残留すると発表。来季、球団として1915年~1916年以来のワールドシリーズ連覇を目指すレッドソックスにとってうれしいニュースとなった。

「そうだね、残ることにしたよ。僕はどこにも行かない。ここで勝ちたいんだ。チームは今年やり遂げた。それを再現したい。自分としては考えることは何もなかった。僕は勝つためにここに来た。今年はそれができたし、非常に特別なものだった。僕らはもう一度勝ちたいと考えている」

 今年まで、ポストシーズンでは先発した11試合で白星を挙げられていなかったプライスだが、ヒューストン・アストロズ(Houston Astros)との優勝決定シリーズ第5戦で初勝利を挙げると、ワールドシリーズでも第2戦と第5戦で躍動した。レッドソックスのジョン・ヘンリー(John Henry)オーナーはプライスについて、「彼はワールドシリーズMVPを分け合うべきだった。今年はデビッド・プライス抜きでは勝ち抜けなかったと思う」とコメントしている。(c)AFP