【10月31日 AFP】第48回世界体操競技選手権(48th FIG Artistic Gymnastics World Championships)は30日、カタールの首都ドーハで女子団体決勝が行われ、シモーネ・バイルス(Simone Biles)を擁する米国が優勝を飾った。

 別格の選手層を誇り、圧倒的な金メダル候補と目されていた米国は終始リードを保ち、2位に約10点差をつけて優勝。合計171.629点で表彰台の頂点に立ち、同162.863点のロシアを銀メダル、同162.396点の中国を銅メダルに抑えた。

 4個の金メダルを獲得する大成功を収めたリオデジャネイロ五輪を終え、昨年は1年間のオフを取ったバイルスは今大会、団体戦の他に個人種目にも出場する予定で、複数の種目で金メダル候補に挙げられている。

 21歳という年齢にして通算11個目の世界タイトルを獲得したバイルスは、今大会でさらに2つの金メダルを手にすると、世界体操における通算タイトル数は13となり、男女通して史上最多の記録となる。(c)AFP