【10月31日 AFP】男子テニスのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は30日、パリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2018)に3年ぶりに出場すると発表した。

 1回戦を免除されている世界ランキング3位のフェデラーは31日、ミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)と対戦する。ラオニッチはジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)との初戦で23本のサービスエースを記録し、6-7 (4-7)、7-6(7-5)、7-6(7-5)でフルセット勝ちした。

 フェデラーは「練習するより試合をする方が良いと感じた。理由はそこに尽きると思う。ATPワールドツアー・ファイナルズ(ATP World Tour Finals 2018)を前に健康面でリスクを冒していると感じない限りは大丈夫。その点も重要だから」と語った。

 前週のスイス・インドア(Swiss Indoors Basel 2018)で優勝したフェデラーは、「あすプレーすることができ幸せだ。先週から順調に回復できたから、あすはやってみるよ。わくわくしている」と続けた。

 フェデラーが同大会を制したのは2011年の1回だけで、最後の出場となった2015年はジョン・イズナー(John Isner、米国)に敗れ、16強で姿を消した。

 また、フェデラー、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が同じ大会に名を連ねるのは、四大大会(グランドスラム)を除けば昨年のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2017)以来となる。

 37歳のフェデラーは、サウジアラビアで今年12月に行われるナダルやジョコビッチも参加予定のエキシビションマッチから招待を受けたと明かしているが、そのオファーを断ったと述べている。「そのような時期にあそこでプレーしたくはなかった。だから、自分としては非常に簡単な決断だった」 (c)AFP