【10月30日 時事通信社】ドイツのメルケル首相の与党党首退任表明はフランスでも大きく報じられ、マクロン大統領の衝撃は小さくないとみられる。マクロン氏はメルケル氏と連携し、欧州で台頭する極右に対抗してきた。退場は大きな痛手だ。

 AFP通信は「統治の終幕」と伝え、メルケル氏の移民受け入れ政策が国民からの支持低迷を招いたと報じた。欧州ではイタリアやスウェーデンなどで移民排斥を掲げる極右政党が勢力を伸ばしており、フランスでもマクロン氏の支持率低下に伴い極右「国民連合」が再び支持を広げている。

 マクロン氏は欧州連合(EU)の抜本改革を推進しているが、メルケル氏以外の各国首脳から反発は強い。マクロン氏がEUでさらに孤立を深める可能性もある。(c)時事通信社