【10月29日 AFP】インドネシアのジャワ島沖合で墜落した同国の格安航空会社(LCC)ライオン航空(Lion Air)機について、同社の最高責任者(CEO)は29日、事故機が技術的な問題を抱えており、修理のため一時的に地上にとどめ置く措置が必要だったと明かした。

 ライオン航空のエドワード・シレイト(Edward Sirait)CEOはAFPに対し、「旅客機は(バリ島の)デンパサール(Denpasar)で修理を受け、その後ジャカルタへ向かった」と述べたが、問題の性質については明らかにしなかった。

 CEOはさらに、29日に「ジャカルタの航空整備士は伝達を受け、さらに離陸前には別の修理も行っていた」と説明。「それはすべての航空機に対して行われる標準的な手順だ」と述べた。(c)AFP