【10月29日 AFP】世界ゴルフ選手権(World Golf Championships)シーズン初戦のHSBCチャンピオンズ(WGC-HSBC Champions 2018)は28日、中国・上海のシーシャン・インターナショナルGC(Sheshan International Golf Club)で最終日が行われ、プレーオフを制した若手のザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele、米国)がキャリア最大のタイトルを獲得した。

 2017年のPGAツアー最優秀新人に選ばれているシャウフェレは、首位トニー・フィナウ(Tony Finau、米国)と3打差の2位タイから風の強い最終日のラウンドに臨むと、序盤はもたついたものの上がり2ホールで連続バーディー。力強い締めくくりでこの日の最少スコアである「68」を記録し、フィナウとのプレーオフに持ち込んだ。

 迎えた18番でのサドンデス形式のプレーオフでは、ティーショットをバンカーに入れてしまったフィナウに対し、シャウフェレは2オンに成功。最後はフィナウがいちかばちかで狙ったグリーンエッジからのバーディーパットが外れ、大会初日に25歳の誕生日を祝ったシャウフェレが栄冠に輝いた。

 まだシーズンは始まったばかりだが、賞金180万ドル(約2億円)を手にしたシャウフェレは、新シーズンのフェデックス・カップ(FedEx Cup 2019)のポイントランキングでもトップに立っている。(c)AFP