【10月28日 AFPBB News】国内最大級のハロウィーンの祭典「カワサキ ハロウィン(KAWASAKI Halloween)2018 」のパレードが28日、川崎市で行われ、6車線道路を含む全長約1.5キロのコースは、映画の登場人物やゾンビなどの仮装をした参加者とインスタ映え写真を撮ろうとする観衆で埋め尽くされた。

 今年で22回目を迎えるイベントのテーマは「川崎から世界へ!」。同イベントが国外からも注目されていることを背景に、川崎市から世界へ発信していこうという試みだ。

 事務局によると、パレード参加者は2200人で、観衆は12万人が詰めかけたという。飾り付けられたフロート車の先導に従い、参加者はにぎやかだが整然と練り歩き、不気味なモンスターから意表を突くお菓子のパッケージまで、工夫を凝らした仮装の列が約1時間30分間続いた。

 みこしの仮装で初めてパレードに参加した東京都渋谷区の自営業、伊藤沙帆さん(31)は、折り鶴など和風をテーマに毎年仮装しているという。「川崎はレベルが高いので尻込みしていたが、出ておかなくてはと参加を決めた」と謙虚に語るも、観衆の注目を集めていた。(c)AFPBB News