「雪上の女王」レデツカ、来季も二刀流挑戦へ 日程面で障壁も
発信地:プラハ/チェコ
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■良い兆候
スノーボードでは世界選手権で2度の優勝を誇り、W杯でも通算3度の総合優勝を誇るレデツカは、アルペンスキーのW杯で話題をさらう準備もできている。
これまでアルペンスキーのW杯では、昨年にカナダ・レイクルイーズ(Lake Louise)の滑降で7位に入ったのが最高成績となっているが、バンク氏によると、9月にチリで行われた合宿において、レデツカはスーパー大回転と滑降で有名なライバル選手に勝ったという。
レデツカは「練習で他の選手を倒すのと、実際にレースで彼女たちに勝つのは別物。しかし、良い兆候ではある」と話すと、バンク氏は「万全の状態に仕上がるだろう。レイクルイーズでの初戦でのトップ10入りを期待している」と述べた。
これに対してレデツカは「そうなればうれしい。だけど、やる前に話すのは好きじゃない」とすると、「レース日にどんな睡眠が取れるかに、すべてかかっている」とコメントした。
また、五輪後の「嵐のような宣伝活動」を乗り越えたレデツカは、五輪での成功がファンの期待に影響していると明かした。
「たくさんの人たちが、現時点で自分ができること以上の成果を期待している」「スーパー大回転ではこれまで17位が2番目に良い成績で、それが自分の現実であることは認識している」 (c)AFP/Jan FLEMR