【10月26日 Parismodes.tv】仏パリで9月24日から10月2日まで、19年春夏パリコレクションが開催され、2日には、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquière)が手掛ける「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が新作を発表した。女優タンディ・ニュートン(Thandie Newton)がインタビューに応じた。

 会場となったルーブル美術館(Louvre Museum)のピラミッドの奥にある透明な回廊に踏み入れると、みなが互いを見ることができるセッティングが姿を現す。モデルは中庭で、ネオンライトで照らされたキャットウォークを歩いた。ルイ・ヴィトンの女性は、国境を越えて旅するだけでなく、時間も横断して旅を続ける。

 フロントローには、仏女優カトリーヌ・ドヌーブ(Catherine Deneuve)、レア・セドゥ(Lea Seydoux)、アデル・エグザルホプロス (Adele Exarchopoulos)、タンディ・ニュートン、アリシア・ヴィキャンデル(Alicia Vikander)、女優のシェイリーン・ウッドリー(Shailene Woodley)、映画監督スパイク・リー(Spike Lee)、英女優ソフィー・ターナー(Sophie Turner)、豪女優ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)、アリシア・ヴィキャンデル(Alicia Vikander)、俳優・監督のジャスティン・セロー(Justin Theroux)、ミュージシャンのウッドキッド(Woodkid)らの姿が。

 ライトジャケットやショートドレス、ショートスリーブはまるで飛んでいるように見える。近未来的でカラフルなプリントには、白黒と対照をなすグラフィックで、80年代のタッチを追加。モデルはマスキュリンの中にも、ジップジャケットやゆったりしたTシャツを取り入れ女性らしい着こなしに。

 丸みを帯びたアコーディオンのようなディテールの袖が、シルバーとレッドのドレスや新しいボリューム感のコートに採用され、ショルダーは角張り、60年代の香りが。フィナーレを飾った、明るくカラフルな花のジャンプスーツも注目だ。

 近未来的な新しい形のバッグ、明るい色のケース、尖ったつま先のブーツ、サイケデリックなピラミッドとロボットが特徴のプリント、長くサイドに流したヘアスタイルにも注目したい。(c)Parismodes.tv