【10月23日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が中距離核戦力(INF)全廃条約から離脱する方針を表明したことに関連し、ロシアを訪問中のジョン・ボルトン(John Bolton)米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は23日、ロシアのセルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相と会談した。

 国営ロシア通信(RIA)によると、ショイグ国防相は「この世界では今日、共に取り組むことで解決し得る問題が数多くある」と述べ、「主要かつ長期的に続く対立点の解決、および核抑止に関連した戦略的問題」について言及。

 トランプ大統領とロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領による最初の首脳会談は、両国の関係が徐々に回復していることを示すものだったとも述べた。

 一方のボルトン氏は、ロシアとの対話を「深め、強化する」という任務のためにモスクワへ派遣されたと語った。

 ボルトン氏は23日午後にプーチン大統領と会談する予定。(c)AFP