【10月23日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)は22日、各地で試合が行われ、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)はオーバータイムの末にサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)に敗れ、レブロン・ジェームズ(LeBron James)のレイカーズ移籍後初白星はお預けとなった。

 レイカーズの本拠地ステープルズ・センター(Staples Center)で行われた一戦は、ジェームズが終盤に2本のフリースローを失敗すると、試合時間残り7秒でパティ・ミルズ(Patty Mills)がジャンプショットを決め、スパーズが143-142で勝利した。

 レイカーズは第4クオーター残り1分の場面で120-128とリードを許しながら、ジェームズの3ポイントシュートで試合を振り出しに戻した。迎えたオーバータイムでは、残り55秒で141-136とリードし、ジェームズがレイカーズを今季初勝利に導くかと思われた。

 しかし、ジェームズがチームのリードを3点に広げる可能性があった2本のフリースローを外すと、そこからスパーズの反撃に遭い、最後はミルズに勝利をさらわれた。

 それでも、現在33歳のジェームズは敗戦から前向きな要素を得られるとしており、「自分で自分の首を絞めたのは分かっている」「これはプロセスであり、チームは大丈夫だろう。最初から最高のスタートが切れると期待して来たわけではないから」と語った。

「チームとして改善し続けていくつもりだ。自分たちが進んでいる方向性を信じている。もちろん、まだ結果が得られていないし、勝利もできていないが、これは長いプロセスだ」 (c)AFP/Rob Woollard