【10月23日 AFP】インドネシアで開催されているサッカーAFC U-19選手権(AFC U-19 Championship 2018)において、韓国国歌の代わりに誤って北朝鮮の国歌を流され、韓国の選手があぜんとする一幕があった。

 インドネシア・ブカシ(Bekasi)市にあるパトリオットスタジアム(Patriot Stadium)で行われたヨルダン戦の試合前、韓国の選手は胸に手を当てて横一列に整列していた。ところが、同国の国歌の代わりに北朝鮮の国歌が鳴り響くと、選手たちは表情が固まり沈黙してしまった。

 韓国のコーチ陣が間違いを指摘すると正しい国歌が流されたものの、同国は試合が終わった22日夜に大会側に抗議。大韓サッカー協会(KFA)は23日、アジアサッカー連盟(AFC)に対して正式に抗議する意向を表明し、「愛国歌(韓国国歌)の代わりに北朝鮮の国歌が流されたのは、サッカーのどのレベルの国際試合においても前代未聞のことである」とのコメント文を発表した。

 朝鮮半島の政治問題をめぐり、スポーツの大会主催者が混乱をきたすのはこれが初めてのケースではない。2012年ロンドン五輪では、英グラスゴーで行われたサッカー女子のグループリーグで、北朝鮮代表チームが韓国国旗の映像の横で紹介され、試合前にピッチを去るという騒ぎがあった。(c)AFP