【10月22日 AFP】男子テニス、ヨーロピアン・オープン(European Open 2018)は21日、シングルス決勝が行われ、大会第1シードのカイル・エドモンド(Kyle Edmund、英国)が3-6、7-6(7-2)、7-6(7-4)で第6シードのガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)に逆転勝ちし、自身初のATPタイトルを獲得した。

 最終セットのタイブレークの末にモンフィスを破り、躍進のシーズンを仕上げた23歳のエドモンドは、この勝利で来月に英ロンドンで行われるシーズン最終戦、ATPワールドツアー・ファイナルズ(ATP World Tour Finals 2018)出場へかすかな望みをつないでいる。

 アンディ・マレー(Andy Murray)を除けば、英国男子として2005年のグレッグ・ルーゼドスキー(Greg Rusedski)氏以来のタイトルを手にしたエドモンドは「言うまでもないが本当にうれしい。これまでのハードワークが実ったし、とにかく感慨深い」と喜んだ。

 今年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)で準決勝に進出した世界ランキング15位のエドモンドは、第1セットをわずか31分で落とした後、続く第2、3セットはタイブレークを連続でものにし、最初のマッチポイントで勝利を決めると涙を流した。(c)AFP