【10月18日 AFP】18MLBは17日、プレーオフのナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)が行われ、エースのクレイトン・カーショウ(Clayton Kershaw)が好投し、打線も9安打を放ったロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)が5-2でミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)に勝利し、ワールドシリーズ進出へ王手をかけた。

 今シリーズの戦績を3勝2敗としたドジャースは、19日の第6戦で勝利すれば2年連続のワールドシリーズ進出が決まる。ドジャースとブルワーズの勝者は、ワールドシリーズでヒューストン・アストロズ(Houston Astros)かボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)と顔を合わせる。

 ア・リーグの優勝決定シリーズでは、昨年のワールドシリーズでドジャースを破り栄冠に輝いたアストロズが、17日にホームで行われる第4戦を前に、レッドソックスに1勝2敗とリードを許している。

 前週のシリーズ初戦では、ポストシーズンでは自身最短で降板していたカーショウだが、この日は7回を投げて3安打、1失点、9三振、2四球と快投。ミルウォーキーに戻る前に王手をかけられたのは「非常に大きい」と話している。

 カーショウは、屋根のあるブルワーズの本拠地について「タフな球場だ」と話し、「相手は素晴らしいチームだし、ここまでの全試合が非常に激しい戦いになっている。向こうに戻っても何も変わらないと覚悟している」「きょうの結果を受けて、自分たちが圧倒的に有利になったし、チームに貢献できてうれしい」と続けた。(c)AFP/Rebecca BRYAN