【10月17日 AFP】18MLBは16日、プレーオフのナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)が行われ、延長13回裏にコディ・ベリンジャー(Cody Bellinger)が適時打を放ったロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)が2-1でミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)にサヨナラ勝ちした。

 5回から1-1の状況が続いていた一戦は延長13回裏2死二塁、フルカウントからブルワーズの救援投手ジュニオール・ゲラ(Junior Guerra)が投じたスライダーをベリンジャーが右翼にはじき返し、マニー・マチャド(Manny Machado)が生還した。

 単打で出塁した後、相手の暴投で二塁へと進み、最後はクリスチアン・イエリチ(Christian Yelich)の本塁への送球よりもわずかに早くベースを踏んだマチャドは「ボールが飛ぶと迷わず走り出した」と振り返った。

 最終第7戦までもつれた末にヒューストン・アストロズ(Houston Astros)に敗れた昨年に続くワールドシリーズ出場を目指すドジャースは、これでシリーズの戦績を2勝2敗のタイに戻した。

 第5戦は17日に再びロサンゼルスで行われ、ドジャースはエースのクレイトン・カーショウ(Clayton Kershaw)が先発する予定となっている。今シリーズを制したチームは、アストロズとボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)の勝者とワールドシリーズで顔を合わせる。

 同日に行われたア・リーグ優勝決定シリーズでは、8回にジャッキー・ブラッドリー・ジュニア(Jackie Bradley Jr.)が満塁本塁打を放ったレッドソックスが、ホームのアストロズに8-2で勝利し、2勝1敗と勝ち越しに成功している。(c)AFP