【10月17日 AFP】18MLBは16日、プレーオフのア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)が行われ、ジャッキー・ブラッドリー(Jackie Bradley)が8回に満塁本塁打を放ったボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)がヒューストン・アストロズ(Houston Astros)に8-2で勝利し、シリーズの戦績を2勝1敗とした。

 レッドソックスは8回表、ブラッドリーがアストロズの守護神ロベルト・オスーナ(Roberto Osuna)から満塁本塁打を放つなど一挙5点を奪い、試合を決めた。

 ブラッドリーは試合後、「これは大きい。ヒューストンでチームは良いプレーをしている。非常に価値のある得点になった。何点取っても足りないように感じるし、とても特別な一発だった」と話している。  

 レッドソックスを指揮するアレックス・コーラ(Alex Cora)監督は、今季序盤戦で苦しんだブラッドリーの活躍は驚きではないと話している。第2戦でも決勝の3点二塁打を放ったブラッドリーについて、指揮官は「彼を信頼している。2か月か3か月の間、打率は1割8分台と厳しかったが、彼は努力を怠らなかったし、技術を磨き続けた。今その結果が出ている」と語った。

 第4戦も同じくヒューストンで行われる。アストロズのA.J.ヒンチ(A.J.Hinch)監督は「1勝2敗となった。どちらにしても、あしたでシリーズが終わるわけではない。もちろん勝つ方がいいに決まっているが」とコメントしている。(c)AFP