【10月17日 AFP】サッカー国際親善試合が16日、各地で行われ、オランダは敵地でベルギーと1-1で引き分け、またもロナルド・クーマン(Ronald Koeman)監督の下での再生を感じさせる結果を残した。

 試合は開始6分、ドリース・メルテンス(Dries Mertens)のゴールでベルギーが先制に成功するも、30分を前にオランダは若手FWアルナウト・フローネフェルト(Arnaut Groeneveld)が代表初ゴールを挙げ、試合を振り出しに戻した。

 オランダが3-0で勝利したUEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2018-19)のドイツ戦に続き、この日も力強いパフォーマンスを披露した一方、ベルギーも2016年9月にスペインに敗れてから続くホームでの無敗を維持した。

 オランダを率いるロナルド・クーマン(Ronald Koeman)監督は、「まだ課題は多いと思うが、チームは最近、順調に前進していることを証明しているし、この試合の終盤も勝利を目指してより攻撃的にプレーしようとしていた」と振り返った。

「絶好のチャンスもあった。われわれは、この10日間に関して全体的に満足している」

 メルテンスはオランダの緩慢な守備を見逃さずシュートを放つと、これがGKヤスパー・シレッセン(Jasper Cillessen)とライン上にいた2人のDFの間を曲がりながら抜けていき、ゴール上の隅に突き刺さった。

 その後、オランダは素早いカウンターアタックから同点ゴールに迫ったが、メンフィス・デパイ(Memphis Depay)はボールにうまく合わせることができず、シュートは今年3月以来の出場となったGKシモン・ミニョレ(Simon Mignolet)に阻まれた。

 それでもオランダは27分、フランス・リーグ1のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に所属するデパイがベルギーの守備網を打開して完璧なパスを通すと、ナイジェリア生まれのフローネフェルトがこのボールを受け取り、途中出場のドイツ戦に続く代表2試合目でゴールを決めた。(c)AFP