【10月13日 AFP】サッカーベルギー1部リーグを窮地に陥れている大規模な詐欺と八百長スキャンダルをめぐり、同国検察は12日、容疑者19人を訴追したことに加えて9人の身柄を拘束したと明らかにした。

 これに先立ち同検察は10日、ベルギーの関係先で一斉捜索を行い29人を逮捕したが、そのうち10人は訴追せずに釈放していた。声明文によると、身柄を拘束された中には、少なくとも選手の代理人3人、審判1人、そしてトップクラブの幹部1人が含まれているという。

 ベルギーで最も影響力のある代理人と伝えられているモギ・バヤト(Mogi Bayat)氏は、マネーロンダリング(資金洗浄)と共謀の罪で訴追されており、次の取り調べは保留のまま身柄を拘束された。

 さらに、別の代理人であるデヤン・ベリコビッチ(Dejan Veljkovic)氏ともう一人の代理人も、ベルギーのトップクラブを標的とした不正行為に加担したとして、今週取り調べを受けたほか、審判1人が共謀容疑で逮捕され、RSCアンデルレヒト(RSC Anderlecht)の元弁護士のローラン・デニス(Laurent Denis)氏も共謀とマネーロンダリングの罪で訴追された。

 11日には別の審判も身柄を拘束されていたが、即座に仮釈放となっている。両審判は12日に即刻、ベルギーサッカー協会(KBVBURBSFA)から資格停止処分が下された。

 この審判2人は、ベリコビッチ氏が仕組んだとされるKVメヘレン(KV Mechelen)の八百長試合に関与した疑いがかけられている。同氏は当時1部リーグだったKVメヘレンを降格から救おうとしたが失敗に終わった。(c)AFP