【10月12日 AFPBB News】東京の中心にありながら四季折々の草木が楽しめる新宿御苑で12日、夜間に園内の散歩を楽しむイベント「GYOEN NIGHT ART WALK 新宿御苑 夜歩(よあるき)」が開催された。園内の歩道は、マッピング技術などを用いたインスタレーションが随所に施され、デジタル技術と自然を融合させた異空間が広がった。同園は通常、夜間は閉鎖されるが、この日は午後6時からの3時間にわたり無料で開放された。

 インスタレーションは、デジタル技術を駆使して都市デザインやアートイベントを手がける「ライゾマティクス(Rhizomatiks)」が担当。同社代表でクリエイティブディレクターの齋藤精一(Seiichi Saito)さんは、「御苑という場所を生かした光と音の表現と、運動に対するハードルを下げることを意識した。今後は近隣も巻き込んで展開していきたい」と話した。(c)AFPBB News