【10月12日 AFP】アジア・サッカー連盟(AFC)は12日、来年開催される第17回アジアカップ(2019 AFC Asian Cup)で、延長戦に突入時の4人目の選手交代を認める方針を明らかにした。

 このルール変更は、今年行われたW杯ロシア大会(2018 World Cup)でも施行されたサッカー競技規則の変更に従うものとなっている。

 AFCのサルマン・アル・ハリファ(Salman bin Ebrahim Al Khalifa)会長は発表の中で、「この新しい規則が、アジア各代表チームの最も重要な大会であるアジアカップの興奮を大きなものにし、世界をけん引する連盟になるというAFCの野心をより強化するということに私は自信を抱いている」とコメントしている。

 この新たなルールは、来週インドネシアで開幕するAFC U-19選手権(AFC U-19 Championship 2018)や来年行われるAFC女子U-19選手権(AFC U-19 Women's Championship 2019)、あるいは2020年にタイで開催されるAFC U-23選手権(AFC U-23 Championship 2020)でも適用される。

 7月に行われたW杯のロシア対スペイン戦で延長戦から出場したアレクサンドル・エロヒン(Alexandr Erokhin)は、4人目の交代選手としてプレーした史上初のケースとなっていた。

 AFCはまた、アラブ首長国連邦(UAE)で来年1月5日に開幕するアジアカップの「ある段階で」、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)制度を導入することも検討していると明かした。(c)AFP