【10月12日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に所属し、瞬く間に世界的な名声を獲得したキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が、12日に発売される米タイム(Time)誌国際版の表紙を飾ることが分かった。

 同誌はエムバペを「サッカー界の未来を担う」国際的なスーパースターと評した。

 エムバペは2017年、リーグ1のASモナコ(AS Monaco)から1億8000万ユーロ(約234億円)という驚愕の移籍金でPSGに渡った際に大きく報道された。この契約により当時18歳だったエムバペは、150万ユーロ(約1億9500万円)と伝えられる週給を手にすることになった。

 しかし、現在19歳のエムバペは今年行われたW杯ロシア大会(2018 World Cup)で驚異的なパフォーマンスを立て続けに披露し、その市場価値は急騰。フランスにとって20年ぶりとなる優勝に貢献する過程で、ブラジルのレジェンドであるペレ(Pele)氏から称賛を受けた。

 エムバペは、1-0で勝利したグループステージのペルー戦で得点を挙げ、W杯におけるフランスの最年少得点者になった。パリ郊外にあるボンディ(Bondy)出身のエムバペは決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン戦でも2得点を挙げ、さらにPKを獲得するなど活躍し、フランスの4-3の勝利に大きく寄与した。

 この活躍によりエムバペは、1958年大会のペレ氏以来2人目となるW杯で1試合2ゴールを記録した10代選手となった。

 またエムバペは4-2で勝利したクロアチアとの決勝戦でもゴールを決め、またしてもペレ氏以来2人目となるW杯決勝における10代の得点者となった。

 W杯で4ゴールをマークしたエムバペは、同大会の最優秀若手選手賞に選出されている。

 議論の余地はあるかもしれないが、ペレ自身からの称賛のコメントも尚良いものだった。

「もしキリアンが今後も繰り返し私の記録に並ぶのなら、私は自分のスパイクを引っ張り出してこなければならないだろうね」

 エムバペの10代の日々は、20歳の誕生日を迎える12月20日に終わりを迎える。(c)AFP