【10月11日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は10日、3人の宇宙飛行士が滞在している国際宇宙ステーション(ISS)が、太陽の表面を横切るように見える様子をとらえた写真を公開した。

 この写真は、7日に米バージニア(Virginia)州サフォーク(Suffolk)市で撮影されたもので、9枚の写真を合成して、ISSが秒速約8キロで移動する様子が写し出されている。

 現在、ISSには、欧州宇宙機関(ESA)のアレクサンダー・ゲルスト(Alexander Gerst)飛行士、NASAのセリーナ・オナン・チャンセラー(Serena Aunon-Chancellor)飛行士、ロシア国営宇宙企業ロスコスモス(Roscosmos)のセルゲイ・プロコピエフ(Sergei Prokopyev)飛行士の3人が滞在している。

 11日には、カザフスタンのバイコヌール(Baikonur Cosmodrome)宇宙基地からロシアの宇宙船「ソユーズ(Soyuz)」が打ち上げられる予定で、NASAのニック・ヘイグ(Nick Hague)、ロスコスモスのアレクセイ・オブチニン(Alexey Ovchinin)両飛行士も合流することになっている。(c)AFP