【10月11日 AFP】(写真追加)ペルーのアルベルト・フジモリ(Alberto Fujimori)元大統領の長女で、野党党首のケイコ(Keiko Fujimori)氏(43)が、ブラジルの建設大手オデブレヒト(Odebrecht)に関連するマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いで警察により身柄を拘束された。ケイコ氏の弁護士が10日、明らかにした。

 弁護士によると、ケイコ氏は自身の選挙運動に対する不審な献金について捜査していた検察当局による命令で、10日間の予防勾留下に置かれた。弁護士は、ケイコ氏の拘束は「暴挙であり、(権力の)悪用だ」としている。

 当局の捜査は、ケイコ氏が出馬した2011年の大統領選で同氏が党首を務める同国の最大野党「フエルサ・ポプラル(Fuerza Popular)」に対し行われた献金に関するもので、ケイコ氏の他に19人が身柄を拘束された。(c)AFP