【10月10日 AFP】6日に行われた総合格闘技大会「UFC(Ultimate Fighting Championship)」のライト級タイトルマッチでコナー・マクレガー(Conor McGregor、アイルランド)に勝利し、王座防衛に成功したハビブ・ヌルマゴメドフ(Khabib Nurmagomedov)が8日、ロシアに帰国し、英雄を迎えるかのような熱烈な歓迎を受けた。

 この日、ロシア南部ダゲスタン共和国(Dagestan)の故郷カスピースク(Kaspiysk)にあるスタジアムには、約2万人のファンが駆け付け、「ハビブ!ハビブ!」と歓声を上げた。同胞のチャンピオンを少しでも近くから見ようと警備員を押しのけ、ピッチに侵入するファンの姿もあった。

 ヌルマゴメドフは6日、4回に強烈なリアネイキッドチョーク(裸絞め)を決め、マクレガーにタップアウト勝ち。プロ通算戦績を27勝0敗、UFCでは11勝0敗に更新した。

 自身の登場に興奮するファンに対し、チャンピオンベルトを見せながら「みんなありがとう」と応えたヌルマゴメドフは「あいつらと俺たちの違いを証明するために、あのばか野郎を黙らせたかった」「みんなの期待に応えられたなら良かった」と話した。(c)AFP