マルケスが初開催のタイGP優勝、ドビツィオーゾとのつばぜり合い制す
発信地:ブリーラム/タイ
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【10月8日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2018)第15戦のタイGPは7日、MotoGPクラスの決勝が行われ、レプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が初開催の大会でのスリリングな勝負を制し、年間優勝へリードをさらに広げた。
レースは終盤、マルケスとドゥカティ(Ducati Team)のアンドレア・ドビツィオーゾ(Andrea Dovizioso、イタリア)の間で何度かトップが入れ替わる白熱のバトルが展開されると、最後は最終周の息をのむ一騎打ちを制したマルケスが競り勝った。
マルケスは39分55秒722でフィニッシュ。0秒115差の2位にドビツィオーゾが入り、0秒270差の3位はモビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)のマーベリック・ビニャーレス(Maverick Vinales、スペイン)となった。
マルケスはレース後、「全力を尽くそうと思っていた。チャンピオンシップのことは忘れていたよ。そういうことは全部忘れていた」と話し、「ラスト5周はタイのファンにとってもすごく良いものになった」と続けた。
ドビツィオーゾもレースに一定の満足感をのぞかせつつ、「最終コーナーで勝ったと思ったところから負けるのは嫌なものだ」と話した。
マルケスはこれで年間ポイントを271点に伸ばし、2位ドビツィオーゾとの差を77ポイントに広げている。残り4レースで獲得可能なポイントは最大でも100点であるため、マルケスの連覇と5回目の年間優勝が濃厚となった。(c)AFP/Joe FREEMAN