【10月8日 AFP】18-19フランス・リーグ1は7日、第9節の試合が行われ、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)の4得点などでホームのパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)がオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に5-0で大勝し、開幕9連勝のリーグ新記録を樹立した。

 前節のニース(Nice)戦を3-0で制し、1936年にオリンピック・リロワ(Olympique Lillois、現リール<Lille OSC>)がマークした開幕8連勝に肩を並べていたPSGは、この日の勝利で82年ぶりに記録を更新した。チームを率いるトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は仏テレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)に対し「素晴らしい。信じられない。前半はとても難しい戦いを強いられたし、クレージーな試合だった」と述べた。

 PSGは9分、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)のPKで先制に成功したが、30分過ぎにプレスネル・キンペンベ(Presnel Kimpembe)が退場となり、リヨンに望みを与えてしまった。

 しかし、リヨンはルカ・トゥザール(Lucas Tousart)の退場で数的優位を失い、その後も一連のチャンスを逃すと、エムバペが13分間で4ゴールを奪う圧巻の活躍を見せ、PSGに勝利をもたらした。

 直近7シーズンで6度目のリーグ優勝を目指すPSGは、順位表で2位リールに勝ち点8差をつけて首位に立っており、リヨンは首位から同13差の6位となっている。(c)AFP/By Jed Court