【10月7日 AFP】内戦で破壊された町並みが広がるシリア・イドリブ(Idlib)。9月24~30日撮影。

 シリア北西部イドリブ県に予定されている非武装地帯の設置を前に、反体制派の非過激派組織の主要同盟で、トルコから支援を受ける「国民解放戦線(NLF)」が重火器の撤去を始めた。

 非武装地帯の設置は、イドリブ地域にいる政権軍の兵士と多くの反体制派および過激派勢力を引き離す目的で、反体制派を支援するトルコと、政権を支援するロシアの間で合意されたが、実現のためには該当地域の反体制派組織が今月10日までに重火器を撤去し、過激派組織が同15日までに撤退しなければならない。(c)AFP