【10月5日 AFP】18NFLは4日、第5週の1試合が行われ、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)のQBトム・ブレイディ(Tom Brady)がインディアナポリス・コルツ(Indianapolis Colts)戦で史上3人目となる通算500本目のタッチダウンパスに成功した。試合は、ペイトリオッツが38-24でコルツに勝利した。

 ブレイディは、第4クオーターにWRジョシュ・ゴードン(Josh Gordon)に通した34ヤードのパスがキャリア500本目のタッチダウンパスとなり、ペイトン・マニング(Peyton Manning)氏とブレット・ファーヴ(Brett Favre)氏の仲間入りを果たした。タッチダウンパスの通算記録ではマニング氏が539本、ファーヴ氏が508本で現役を退いた。

「こうした偉業のすべては、たくさんの人々の献身があってこそだと思う。みんなが本当に一生懸命プレーしてくれた」と周囲に感謝したブレイディは、「クオーターバックは自分自身には投げない。全部チームで成し遂げた偉業だ。本当にすごい」と話した。

 ブレイディはこの試合で自身が持つ武器を存分に利用し、RBジェームズ・ホワイト(James White)に合計10本のパスを通して77ヤードを記録すると、ジュリアン・エデルマン(Julian Edelman)に対しても7本のパスに成功。通算勝利数でもコルツのキッカー、アダム・ヴィナティエリ(Adam Vinatieri)と並ぶNFL歴代1位の226勝目を達成した。

 開幕スタートに失敗しながらも、これで2連勝を記録したペイトリオッツは、クリーブランド・ブラウンズ(Cleveland Browns)からゴードンを獲得したばかりで、エデルマンも2017年のプレシーズンで負傷して以来、これが初めてのプレーとなった。エデルマンはリーグの薬物規定に違反して、今季は開幕から4試合の出場停止処分となっていた。(c)AFP