【10月4日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)は3日、グループB第2節が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)の2得点やイヴァン・ラキティッチ(Ivan Rakitic)のスーパーゴールなどでトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に4-2で勝利した。

 リーグ戦3試合で白星から遠ざかるという小さな危機の中で英ロンドン入りしたバルセロナだったが、1992年と2011年に欧州の頂点に立った敵地ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で輝きを取り戻した。

 トッテナムのGKウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)の不用意な飛び出しからフィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)がゴールを決めたバルセロナは、2005年以降の大会ではチームとして最も早い開始92秒で先制点を奪った。さらにバルセロナは28分、ラキティッチが火を吹くようなハーフボレーを沈めて前半を2点リードして折り返した。

 ゴールラッシュとなった後半、トッテナムは52分にハリー・ケイン(Harry Kane)のゴールで1点を返したが、直後にバルセロナはメッシがゴールネットを揺らした。続いてトッテナムは66分にエリク・ラメラ(Erik Lamela)の得点で追いすがったが、バルセロナはメッシが終了間際に勝利を決定づける4点目を奪い、グループステージ2連勝を飾った。

 インテル(Inter Milan)は前節に続いて先制を許したものの、PSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)に2-1で逆転勝利を収めて16強入りに前進した。

 2010年にイタリア勢最後のチャンピオンズリーグ制覇を果たしているインテルは、PSVのパブロ・ロサリオ(Pablo Rosario)に見事なゴールを決められて1点を追う展開となったが、前半終了間際にラジャ・ナインゴラン(Radja Nainggolan)の得点で追いつき、60分にマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)が決勝点を挙げた。

 前節トッテナムに2-1で勝利したインテルは、バルセロナと勝ち点6で並んでいる。(c)AFP/Steven GRIFFITHS