【10月4日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)は3日、グループC第2節が各地で行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)がハットトリックを達成するなどレッドスター・ベオグラード(Red Star Belgrade)に6-1で快勝。トーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は世界最高額選手の「センセーショナル」なパフォーマンスをたたえた。

 試合前にネイマールは、昨季後半の3か月を棒に振ることになった手術を受けた足の状態はまだ100パーセントではないと話していたが、20分にFKを決めると22分にも立て続けにゴールネットを揺らし、81分には見事なFKを再び決めてハットトリックを記録した。

 トゥヘル監督は「チームとしての取り組みは非常に好ましいものではあったが、ネイマールはセンセーショナルだった」とコメントしている。

「どの試合でもハングリーだと皆さんも感じているはずだ。決定的な仕事をし、ボールを奪い返し、プレーの中心であろうとしている」「彼は欧州最高の選手の一人で、チームにとって極めて重要だ」

 エディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)、アンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)も得点者に名を連ねたPSGは、2週間前の第1節でリバプール(Liverpool FC)に喫した2-3の敗戦のショックを振り払った。

 グループステージで最初の勝ち点を手にしたフランス王者だが、それ以上にネイマールがプレー中の笑顔を取り戻したことに胸をなで下ろしている。

 自身としてもチームとしても今季最高のゲームだったと試合を振り返ったネイマールは、「自分が欲しているのは勝利だが、点を決められればもっとハッピーだ」と喜んだ。

 PSGは第3節、第4節でナポリ(SSC Napoli)との連戦を控える。ナポリは今節リバプールに1-0で勝利してグループ首位に立っている。(c)AFP/Andy SCOTT