【10月10日 Xinhua News】今年1~8月の、一定規模以上のインターネットおよび関連サービス企業(以下「インターネット企業」)の売上高は、前年同期比20.7%増の5955億元(1元=約17円)に達したことが、中国工業・情報化部がこのほど発表したデータで明らかになった。短い動画やライブ動画配信などスマホ応用が急速に伸びた。

 インターネット企業はネット映像、モバイルペイメント、共有経済(シェアエコノミー)、生活サービスなどの分野で持続的にイノベーションを展開し、インターネット情報サービスによる収入の比較的速い伸びをけん引している。今年に入ってから、短い動画、ライブ動画配信などに代表されるスマホ応用分野の伸びが急速で、インターネット業界の新しい「風向計」になっている。

 同部のデータでは、8月末までに、第三者アプリケーション事業による配信累計数が1兆5100億回を超え、そのうちライブ動画配信のダウンロード数は2千億回近くあった。同部はこれより先に発表した中国インターネット企業トップ100の中で、ゲーム娯楽とライブ動画配信企業は4割強を占めている。

 業界関係者は、娯楽機能のほかに、短い動画は徐々に科学普及、消費などと高度に融合し、次第に新しい生活スタイルや産業の新しい追い風になりつつあるとみている。

 今年の全国科学普及デーを例にとると、「抖音(Douyin)」は中国科技館など全国42社の科技館と共同で全国民の科学挑戦イベントをネット上で展開し、手軽で面白いコンテンツと形式によって大衆と科学の距離を縮め、大衆の科学技術への熱意をかきたてた。3日間のイベント期間中のプレイ数は10億5千万回に上った。

 一方、快手(Kuaishou)は技術とネット宣伝を利用して農産品の販売を「活発化」し、黒竜江克山県などと戦略的提携を進め、山の幸紹介ライブ、レシピデモンストレーションなどさまざまな方式で農産品の販売を行った。

 中国工業・情報化部情報センターの李徳文(り・とくぶん)副主任は次のようにみている。ビジュアライザと商業との結合はインターネットの転換の大きな流れである。短い動画を突破口に、今後インターネットはコンテンツエコロジーの構築を加速させ、デジタル技術やネット宣伝などを利用して多くの業界を変え、新しい商業価値を生むだろう。(c)Xinhua News/AFPBB News