【10月9日 新華社珠海】広東省珠海に本社を置く中国航空工業集団(Aviation Industry Corporation of China)は、中国が自主研究開発した森林火災の消火や水上救援などを担当する大型水陸両用機「鯤竜」AG600が1日、中国湖北省の荊門漳河(けいもん・しょうが)空港で初の水上高速滑走を終えたと発表した。

 今回のAG600による水上高速滑走試験では、高速で水面を滑走することを主な任務とし、異なるフラップのコンフィギュレーションの下での高速水上滑走における飛行姿勢の安定性、飛行姿勢の可制御性、スパッタリング(Sputtering)の特性といった性能検査が重点的に実施された。試験の全過程で、同機が安定的に制御され、各システムが正常に動作していた。次のステップでは、AG600は引き続き高速滑走試験や他の関連の飛行試験任務をこなしていくという。

「鯤龍」AG600は中国の森林火災の消火や水上救援などを担当し、中国民間航空耐空規定CCAR25部に基づいて自主開発された大型特殊用途民間航空機で、国家緊急救援体系の構築において重要な航空設備だ。同機は2017年12月24日に陸上での初飛行を成功させた。(c)新華社/AFPBB News