【10月3日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)は2日、グループF第2節が各地で行われ、ダビド・シルバ(David Silva)が終盤に決勝ゴールを挙げたマンチェスター・シティ(Manchester City)が1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)に2-1で勝利し、同大会での軌道修正に成功した。

 2週間前、シティはホームでオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に1-2で敗れており、グループFの最下位を脱するにはアウェーのホッフェンハイム戦で何としても勝ち点3を奪う必要があった。

 試合は開始1分、ホッフェンハイムがイシャク・ベルフォディル(Ishak Belfodil)のゴールで先にリードを奪ったが、シティはセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)の得点ですぐに追いついた。そして迎えた87分、素早い反応を見せたシルバがペナルティーエリア内で相手DFステファン・ポシュ(Stefan Posch)からボールを奪い、決勝点を突き刺した。

 シティのキャプテンであるヴィンセント・コンパニー(Vincent Kompany)は試合後、英BTスポーツ(BT Sport)に対し、「ラインを高く保ちながら攻撃と守備を行ったきょうのパフォーマンスから、前向きな要素を得なければならない」と話した。

「素晴らしい結果だ。チャンピオンズリーグのアウェーゲームは、どんな試合でも勝ち点3を取るのは非常に難しい」「リヨン戦の結果を帳消しにするには勝つしかなかった」

 一方、シティが次節対戦するシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)は、無観客の中で行われたリヨンとのアウェーゲームを2-2で終えた。

 シャフタールはブラジル人FWのジュニオール・モラエス(Aluisio Chaves Ribeiro Moraes Junior)の2得点でリードを奪うも、リヨンはムサ・デンベレ(Moussa Dembele)とレオ・デュボワ(Leo Dubois)のゴールでドローに持ち込んだ。

 昨シーズンのCSKAモスクワ(CSKA Moscow)戦で起きた問題に対する制裁により無観客となりながらも、好結果を手にしたリヨンはグループFで首位に立っている。(c)AFP/Ryland JAMES