【10月3日 CNS】日清戦争の海戦で沈没した清国の軍艦「経遠(Jingyuan)」の調査チームは先ごろ、海底考古調査の第一段階が終了したと発表した。

 国家文物局水下文化遺産保護センターなどによると、7月~9月にかけ、遼寧省(Liaoning)大連市(Dalian)庄河(Zhuanghe)の海域で海底調査が行われ、日清戦争の海戦で沈没した清国「北洋艦隊」所属の軍艦「経遠」の捜索を行った結果、鉄製、木製、銅製などの文化財500点余りが引き揚げられた。同海戦で沈没した軍艦「致遠(Zhiyuan)」に続く重大な考古学的発見ということだ。(c)CNS/JCM/AFPBB News